プッチーニ 歌劇「トスカ」

今日はイタリアのオペラ作曲家、ジャコモ・プッチーニの歌劇「トスカ」です。
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プッチーニの作品の中では、ラ・ボエームや蝶々夫人と共に、このトスカが代表曲となっています。とりわけトスカは、物語のドラマティックさと登場人物の心理描写となるアリアが秀逸で、非常に人気が高い作品となっています。
物語は、ナポレオンがヨーロッパで戦線を拡大していた時、政治犯として刑務所に入れられていたアンジェロッティが脱獄し、それを友人の画家カヴァラドッシが匿った為に、警視総監スカルピアに逮捕されてしまいます。カヴァラドッシの恋人トスカは、スカルピアに彼を助けてほしいと懇願しますが、スカルピアはトスカが自分の物になるなら…と迫ります。ここでトスカがアリア「歌に生き恋に生き」を歌い、自身の苦しい心情を吐露します。スカルピアは形だけの死刑にして、逃亡させてやると約束してトスカに近づきますが、彼女は隠し持っていたナイフでスカルピアを殺します。
次の日の明け方、サンタンジェロ城で処刑されることが決まったカヴァラドッシは、最愛のトスカを思いアリア「星は光りぬ」を歌いながら涙します。そこへトスカが面会に訪れ、実は処刑は形だけなので、その後一緒に逃げようと彼に告げます。
しかし死刑執行の際、銃殺は本当に行われてカヴァラドッシは死んでしまいます。処刑の様子を最初は余裕で見ていたトスカでしたが、彼が死んでいることに気づくと狼狽して泣き崩れます。そこへスカルピアが殺されたことを知った部下達がやって来て、彼女を捕らえようとします。トスカは追手を逃れて、サンタンジェロ城の城壁から飛び降りて自ら命を絶ち、物語は終わります。

この曲に関しては、マリア・カラスがトスカを歌うデ・サーバタ指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団が永遠の名盤とされています。
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コメント

No title

なんとなく聴いていたけど
そういうストーリーだったんダァ
(*≧∀≦*)自分の 浅く薄い・・・に
恥じ入りつつも
次回は 今日を頭に
聴いてみようっと(^^)

いつも 勉強~にナリマース!
深謝 m(_ _)m

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悲しい物語が背景にある曲なんですね
説明があると聴く時の感情が変わって
違う感じになるから面白いです。

No title

└|∵|┐高忠┌|∵|┘さんおはようございます。
私はマニアですから当然ですが、そうではない高忠さんがトスカを聴いていたというのはちょっと意外でした(失礼!)。本当に博学ですね。
そういえば、トスカはたろさんの愛聴曲だったようです。実際に、ローマのサンタンジェロ城にも行ったことがおありなんでしょうね。
ということで、この場を借りまして、たろさんコメント( `・∀・´)ノヨロシク。

No title

せいパパさんおはようございます。
イタリアオペラはヴェリズモオペラといって、日常の描写をオペラにすることが主流になっていた時期がありました。有名なのはマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」やレオンカヴァッロの「道化師」がそうです。要はワイドショーで採り上げられるような三面記事を物語にしたもので、市井の人には受け入れ易かったのでしょう。トスカもその流れを引いているとされます。

こんにちは

トスカはニューヨークのメトロポリタンで観ています。字幕は英語(笑)
サンタンジェロ城にも行ったことがあるのでクライマックスのシーンはかなりリアルに鑑賞しました。オペラ鑑賞の際は、流れる音楽はプログレだと思って聴いているで、ドラマティック感アリアリです(笑)

こんにちは

イタリアに行ったときに
カンツォーネ 聴きましたが
迫力はわかるけど
内容がわからないから
拍手するのみでしたが ^_^;
 

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たろさんこんにちは。
英語の字幕なら、話のあらすじはある程度分かりますね。でも一応ストーリーとアリアの部分は頭に入れておくとより楽しめること請け合いです。ワーグナーのリングだと、それに動機が加わります。
実際のサンタンジェロ城は如何でしたか?トスカではバスティーユのように刑務所になっていましたが、そんな雰囲気も感じられたのでは?

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維真尽 (^^♪さんこんにちは。
イタリア語は全然分からないので、モーツァルトのフィガロのように、知っている部分だけ聴き取れれば良いかな?といった感じです。プッチーニやヴェルディは、フィガロなんかよりもさらに聴く回数が少ないので、対訳を見ながら聴くにしても大変です。字幕付きDVDなんかだと、もっと分かりやすいでしょうね。

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先日、僕がアップした動画とはレベルが違いますねぇ。

へるぞうさんの方が遥かに知的な印象です。

こういった音楽を取り入れるだけの教養が無いんですよねぇ~僕の場合は。

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とても勉強になりました。
いつか機会があったら、聴きたいし、観たいと思います。
オペラやシャンソンが好きな方とお付合いが始まったので、
機会があるかもしれません。

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MONTAさんこんにちは。
どうもコメントが不正と判断されてしまい、朝に書き込むことが出来ませんでした。
突き詰めれば、芝居と音楽の合体ですから、歌舞伎や能なんかと違いがあるとすれば、使っている楽器ぐらいでしょう。話そのものは、庶民にも共感しやすい題材を選んでいるという共通点があります。

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もりさんこんにちは。
シャンソンは縁がないですが、オペラは昔からいろいろと聴いてきました。まあ、モーツァルトやワーグナーのようなドイツ歌劇がほとんどでしたが、三十過ぎてからはイタリアのオペラにも手を出すようになりましたね。正直イタリア語はさっぱり分かりません。ドイツ語は大学と院時代にそれなりにやらされたので(笑)。

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歌曲は物語が何となく想像できます。イタリヤ語は全然わかりませんが、高校時代必死で「カロミオベン」やフニクリフニクラなどを覚えました。
懐かしいです。

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nibari1498さんおはようございます。
イタリア民謡は、日本でもお馴染みの物が多いですね。でも本場のカンツォーネのようではなく、軽快なリズムに主眼を置いた編曲になっていることがほとんどです。まあそれで良いのだと思いますが。
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