キチヌ

ほとんどの船が出漁したということで、昨日一色漁港へ行ってきました。
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トラフグと一緒に入っていたのがこの魚です。
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一見するとクロダイにしか見えませんが、尻ビレと尾ビレの下がうっすらと黄色くなっています。これはキチヌというクロダイの仲間で、一色では「キビレ」と呼んでいます。
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腹を裂いてみると卵が出てきました。これからの時期が産卵に当たるのでしょう。とすれば今の時期は美味い筈ですが、仲買の親父さんに言わせると「クロダイより不味い」そうです。私は以前二度ほど食べましたが、不味いという印象は持っていなかったので、多少は期待していました。
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ところが卸してみると、身の中に何か卵のようなものが…。以前ブログにも書いた粘液胞子虫が巣食っていたようです。これまでスズキ、マゴチにもこれが寄生していたことがありましたが、キチヌでは初めてです。詳細は不明ですが、汽水域に棲息している魚にはこれが寄生していることが多いのかもしれません。
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柵取りした身を削ぎ切りにして見つけ次第取り出すのですが、完全には取り切れないでしょう。
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粘液胞子虫自体を食べても問題はないでしょうが、とはいえ生で食べる気にはなれません。焼いてみるのがよさそうですが、これを取り出す際に刺身のように削ぎ切りしてしまったのでそれも無理です。さんざん考えた挙句、熱湯に落としてから氷水で締めてみることにしました。いわゆる「湯洗い」にしたわけです。
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水気を拭き取り、芥子酢味噌で食べてみました。芥子と味噌の風味ばかりで、魚の味があまりしませんでした。まあ仕方ありませんね。
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コメント

刺身でいただきたかったですね

おはようございます

寄生虫がいたとは残念でした。
でも素人だと見つけられないかも。
これなんだろう?と思ってもそのままいただくかもね。
でも刺身はさすがに避けるかな。

No title

おはようございます。
最近は、魚をおろすことが減りましたが、
主人が釣りをしていた頃は、よくさばいて
いました。チヌやクロダイも釣ってきて
いましたが、当時は、寄生虫と言えば、
鯖に注意くらいしか知らず、気付かず
食べていたのかもと思うとぞっとします。
知識がないというのは...(>_<)

綺麗なチヌなのに残念でしたね。

No title

くるたんパパさんおはようございます。
これは卸し身からでもはっきり見えますから、誰でもおかしな物があるというのは判るでしょう。ただ仰るように、そのまま食べてしまう人もいるかも知れませんね。
知り合いの寿司の大将も、スズキにこれがよく付いているとか。流石に客には出せないそうです。

No title

casa blancaさんおはようございます。
魚には大抵、寄生虫が巣食っていることが多いのですが、すぐに取れるタイノエのようなものから、今回の粘液胞子虫のような取りにくいものまで様々です。鯖に付いているアニサキスも虫眼鏡で視ないと分からない場合が多いですね。
まあ、これはフグのオマケに付いていたものですから…。でもしっかり食べましたよ。

No title

 おはようございます。
 捌いてみると寄生虫がいたりすることがあるのですねぇ 気づいていないだけかもしれませんが、自分にはまだそのような経験はありません。 粘液胞子虫の見た目がグロテスクではない分、まだましですが、ちょっとショックですねぇ 

No title

kouさんおはようございます。
活きている魚からは、いろんな物が出てきます。寄生虫は勿論ですが、釣り針が出てきたり、胃袋に石がギッシリ詰まっているなんてこともあります。
筋肉の部分だけに巣食っている寄生虫もあれば、卵に線虫のような物がびっしりということもありました。最初はびっくりしましたが、もう慣れてしまったようです。

No title

自然ものですからねえ・・・

これも共生なんでしょうか?

でも やっぱり わたしも
刺身は いやだなあ…

No title

見た瞬間クロダイと思ったけど
プロが見ると違いがわかるんですね。
寄生虫は苦手だな〜
調理方法考えましたね!

No title

仙台から、おはようございます。
 海釣りをしていた父は大きさでチヌとクロダイを呼び分けていましたが、京都にいた時はチヌ一点張りでした。今でもその違いが良く分かりません。とりあえず、チヌ=クロダイ、と言う認識です。
 この寄生虫、鰹などでも時折見ますよね。取り除けばいいや、と余り気にしてはいなかったのですが・・・

No title

└|∵|┐高忠┌|∵|┘さんこんにちは。
逆に天然だからこそ、寄生虫がついているのだとも言えそうです。養殖魚の場合、寄生虫が付かないように薬品を使うことがよくあるそうです。こればかりは仕方ないですね。ただし人体に問題を引き起こすアニサキスは排除しなければなりませんが。イカやサバに付きやすいので要注意です。

No title

せいパパさんこんにちは。
別段プロでなくても、チヌ釣りをやっている人ならよく判ると思います。クロダイは生息場所にもよりますが、もっと黒っぽいですし。
こういった寄生虫には加熱調理が基本でしょうね。今回のような湯洗いでは不十分かも知れません。

No title

あきあかねさんこんにちは。
私も大きさに関わらず、クロダイは「チヌ」でした。これは関西地方に多い呼び方のようで、その昔大阪湾の海を「茅渟の海」と呼んでいたことから来ているようです。多分、そのあたりでクロダイが多く獲れたのでしょう。
鰹に付いている寄生虫は「テンタクラリア」です。何故か腹の部分に付いていて、背の肉で見たことがありません。粘液胞子虫との違いはそこですね。

クロダイ・チヌ

こんにちは!
私は讃岐生まれですが、讃岐ではチヌ(大きくてもチヌと呼んでいたと思います(?))
東京暮らしが40年・・・もうチヌとは言わず、クロダイですね(^^) 
今回 話題の寄生虫ですが・・・私は、寄生虫がいるのは淡水魚だけ、海水魚には寄生虫は居ないと思っていました(><) 
ところが、先日 スーパーの魚屋コーナーへ行った時、サンマの刺身がないので、生サンマを刺身にして・・・と頼んだら、
魚屋のオジサン・・・「寄生虫が怖いので ダメです、 ここにある刺身は 全て24時間冷凍して 寄生虫を殺しています」と云うので、ビックリしました!
知らずに、刺身を食べていた・・・大丈夫かな? 気持ち悪いな・・・と。

今日の話題の中に、へるぞう さんが言及されたので、皆さま方の反応はどうなのかな?・・・と興味津々でした!
一番反応が強いのは、casa blancaさまだと思いますが・・・
casa blancaさまは 女性だったのですね!
女性なら、気味悪がるのは 当然です。
私でさえ、気持ちが悪い寄生虫ですから^^;;;;;
杏さまの反応が 知りたいですね!(^^)

No title

チヌのようですが、確かにチヌとはちょっと違う様子ですねぇ。
虫の卵が有ると刺身で食べるのは腰が引けます。
湯引きでしたか。
味も抜けていた様子で残念でしたねぇ。

No title

へるぞうさん、気持玉
いつもありがとうございます。

魚への知識が全く無い私…
「あ!魚の卵だ♪」とスルーして、
豪快にも寄生虫を取り入れる
可能性がΣ(゚д゚lll)全然0でないのが
自分でも怖いです。。。

casa blancaさんがおっしゃるように、
知識がないというのは…(>_<)です。
そして私、女性としての繊細さに
欠けており…へるぞうさんは
その辺既にお気づきかと思いますが、
白雲さん…すみません(^_^;)

女性と刺身

へるぞう さん こんばんは!
あは!
杏さま が、きゃあー!と仰るのを期待したのですが・・・↑↑
讃岐(香川県)にも、女傑がおられたのですね!v(^^)
そう云えば 往年の歌手・「ブギの女王」 笠置 シヅ子は讃岐出身でした!v(^^)

No title

白雲さんこんばんわ。
淡水魚を宿主とする寄生虫は、住血吸虫のように危険な物がありますが、海の魚だとアニサキス以外はさほど危険ではないようです。サンマの場合は、魚屋が言うところによればアニサキスでしょうか?サンマに付くとはあまり聞きませんが。

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MONTAさんこんばんわ。
キチヌは川の河口付近にまで遡上するようです。クロダイの仲間ではありますが、色が薄いのと尾ビレが黄色いので見分けはつけやすいのです。
寄生虫がいたら、生食は避けた方が良さそうですね。せいぜい湯引きにするぐらいでしょうか。

No title

杏さんこんばんわ。
魚の卵だと思うのは、形状がそっくりなので当然かもしれませんね。ただ普通は薄皮に包まれた塊になっているので、ちょっと違うな?と思う筈です。まあ知識云々ではなく、魚を丸ごと食べたり捌いたりした経験が不足しているだけでしょう。気にするほどのことはありませんよ。
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