正雪 純米大吟醸斗瓶取り

今年二本目に開けた酒が、静岡の神沢川酒造所が醸す「正雪 純米大吟醸斗瓶取り」です。
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数年前、日本酒卸会社が主催する酒の試飲会に出席して、神沢川酒造所のブースにも行きました。その際にこれを飲みたかったのですが、あいにくと切れてしまっていました。ちょうど望月社長もおられて「もう少し待って頂けたら、新しい物が届きます」と言ってくれたのですが、時間の関係もあって再訪することは叶いませんでした。私の知る限り、毎年発売されるという酒ではないようです。
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正雪というと、江戸時代の軍学者である「由井正雪」が名前の由来になっているようです。慶安の変を起こした首謀者で、大悪人とされているようですが、大名家取り潰しのよる浪人の増加が事件の背景にあるとされ、幕府の政策転換をもたらす切欠となったことは間違いありません。詳しくは知りませんが、酒にその名を留めるということは、地元では英雄視されているのかもしれません。
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斗瓶取りとか斗瓶囲いという表現をよく使いますが、大吟醸の最良の部分だけを一斗入るガラス瓶に詰めて、光を遮断して保管していたということなのです。いずれにしても、蔵では最高級の酒であることは間違いありません。
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正雪というと、吟醸香がバナナの香りがすることで知られています。典型的な静岡吟醸ですね。これはバナナというよりも、マスクメロンの香りがします。口に含んだ時、少しトロミがついているような?高精白の純米大吟醸を飲むと、たまにこういった酒に出会うことがあります。大変美味い酒ではありますが、昨日の悦凱陣のように幾らでも飲めるという感じではありませんね。
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コメント

No title

今回はリベンジと言うか
願いかなって入手でき
口にすることが出来たので
嬉しい酒ですね。

No title

日本の正月にはやはり日本酒が合うように感じます。
美味しいお節とともに呑むと至福のひと時なのでしょう。
しかしこの酒は、最後のコメントから察するに、単独で楽しんだ方が良い酒なのでしょうかねぇ~。

No title

せいパパさんおはようございます。
このクラスの酒になると、あまり市販されることがなく、酒蔵と関係が深い特定の酒屋にだけ卸すことがあるようです。試飲会でも大人気だったようで、結局飲むことが出来なかったので、いずれ飲んでみたいと思っていました。予想はしていましたが、飲むのが勿体ないような酒ですね。ただし食中酒にはあまり向かないようです。

No title

MONTAさんおはようございます。
新酒鑑評会に出すような酒は、香り成分を華やかにするように醸造用アルコールを添加した酒が多いのです。正雪にもそんな酒がありますが、これは純米大吟醸でアルコールの添加はありません。それでいてこれだけの香りを出すのは流石という感じです。
仰るように、酒だけで完成しているといった感じですね。でもそういった酒はあまり量が飲めないということは云えるでしょう。

ナルホドなぁ!
だから、最近ワタシ
深酒しないの?
などとスキ勝手に
発言しつつ

何だねえ
貴方の書くお酒ってのは
どうして 画像とテキストだけで
美味しく見えてくるんだろうねぇ!
やっぱり、酒飲みの才能が
そうさせるんだろうねぇ!

うーん 今晩も
日本酒*\(^o^)/*いっちゃおう

No title

└|∵|┐高忠┌|∵|┘さんこんにちは。
吟醸香が高かったり、味の濃いような酒は、グビグビ量を飲むというわけにはいきませんね。この酒も意外と味が濃いので、今日で何とか飲み干すことが出来るかな?といった感じです。酒は「あらばしり」「中取り」「せめ」と搾り方によって違いますが、その中でも中取りの部分には、酒の味が詰まっているということは云えますね。
文章を読むだけで、思わず酒が飲みたくなるようなら大したものですが。まあ大半の表現方法というのは決まっているようなもので、私もそれをなぞっているだけに過ぎません。

No title

こんばんは。
これまたいいお酒ですねぇ。
バナナ、メロンのような吟醸香は、何となくわかるような気がします。精米歩合35% 大吟醸の最良の部分だけを詰めたもの、研ぎ澄まされた味なんでしょうねぇ。

そろそろお酒の記事アップせんといけませんねぇ。

No title

casa blancaさんこんばんわ。
吟醸香というのは、使用する酵母によってある程度決まるということはありますね。この酒は自社酵母とのことですが、おそらくは静岡酵母と呼ばれるHD-1の変異系だと思います。これの場合、バナナやメロンのような吟醸香のすることが多いですね。
精米歩合が高くなるほど雑味が少なくなるので、淡麗な味になるようにも思えますが、中取りの場合、意外と濃い味になることがあります。これもそのようでした。
いったいどんな酒を飲まれたのでしょうね?楽しみに待つことにします。

No title

おはようございます

これだけ美味しいお酒があれば、休肝日は無理でしょうね(笑)
この日も一升飲んだのですか?

No title

くるたんパパさんおはようございます。
うーんどうでしょうか(笑)。休肝日という言葉は、どうやら私の辞書には載っていないようです。今年は、それを書き加えた方が良さそうですか?
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