ダイソーで以前買ったCD

毎月最終日は、CDレヴューをすることにしました。ただこれも酒と同じで、紹介するに値しない場合にはやりません。
数年振りに市内の¥100ショップ「ダイソー」へ行きました。ここは車が入れにくいので、なかなか行く気になれない店だったのです。以前ダイソーによく行っていた時には、必ずCDを物色するのが常でした。ところがCDが全く見当たりません。店員に音楽CDは何処か尋ねたところ「もう取り扱いをしていません」という衝撃の事実が!自宅に帰ってから、何とはなしにダイソーで買ったCDを取り出してみました。
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今でこそ一枚あたり¥100程度というCDも少なくありませんが、その当時はまだまだCDは最低でも¥1,000は下らなかったので、金がない私はダイソーへ行くたびに色々と買っていました。ダイソーのCDの音源は、どうやら輸入CDだったようで、それをデジタルコピーしたのではないか?といううわさでした。そのためか演奏者や演奏日時は全く書いていません。
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特に気に入っていたのが大指揮者フルトヴェングラーのシリーズです。全部で十巻なのですが、三巻を買いそびれてしまいました。戦前のSPレコードでは有名な録音ばかりで、ベートーヴェンの「運命」やチャイコフスキーの「悲愴」は、当時決定版的な扱いを受けていたようです。いずれにせよ、戦前の音源なので音は良くありません。
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フルトヴェングラーよりも最初に買ったのがピアノ名演集です。上の三巻と四巻に入っているホロヴィッツのチャイコフスキーピアノ協奏曲第一番と、ラフマニノフピアノ協奏曲第三番は、¥100というのが信じられないほどの名(迷)演です。一緒に入っていたギーゼキングのベートーヴェンピアノソナタ第二十一番「ワルトシュタイン」も素晴らしい演奏です。下はバックハウスが演奏したショパンの練習曲が収録されています。ベートーヴェン弾きのイメージのある彼からすれば、ショパンは珍しいレパートリーですが、昔は大変なテクニシャンで知られ難曲をバリバリ弾いていたとか。
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フルトヴェングラーシリーズには第四楽章しか入っていなかった1942年ベルリンフィルとのベートーヴェンの第九ですが、全部入っているCDもありました。但し第一楽章冒頭部分に欠落があります。
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あまり好きではなかったカラヤンですが、一枚買っていました。ベルリンフィルの常任指揮者になる前の、ウィーンフィルとのEMI録音が元のようです。得意のチャイコフスキー「ロミオとジュリエット」は流石に上手いものです。
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マイナーなオーケストラと指揮者の組み合わせで、作曲家の代表曲を収録したCDも買いました。これは上に書いたような昔の録音ではないので、非常に鮮明な音になっています。ラフマニノフだけ買いましたが、フジテレビのドラマ「妹よ」で使われた交響曲第二番の第三楽章が入っています。この曲は全曲通して聞くと退屈な個所もあるのですが、一番魅力的な旋律だけ入っているので、その部分だけ取り出してはよく聴きました。あとパガニーニの主題による狂詩曲の第十八変奏もCM等でお馴染みのメロディーです。
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なんとこの地方の民謡まで買っていました。岐阜の郡上八幡の徹夜踊りに使われる「郡上節」と、岡崎民謡の「岡崎五万石」などが収録されています。これを買ったついでに軍歌のCDも買った覚えがあったのですが、見つかりませんでした。
クラシックのCDは元々怪しい出自の物ばかりだったのですが、もはや製造されていないためかブックオフでは五、六倍の値段が付いていることもあったとか。あまり乱暴には扱えませんね。
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コメント

ダイソー れあ!

思わぬものが 思わぬ価値が
って・・・ことも あるんですねえ。

いわれてみれば
最近ダイソーで CD見かけないような
気がしますねえ。

以前、壁掛け時計が壊れて
ダイソーに時計のユニットがあったなあと
買いに行ったら
一年くらい前に 廃止になりました‥って

100円でも 色々と売れ筋とか
コンビニみたいに 新陳代謝が
あるんでしょうねえ。

おはようございます

そう言えば…って感じですね
毎日クラシック音楽に関わる環境のなかで仕事しているので、正直クラシック音楽からは遠ざかりたい…。そんな気持がありますが、弦楽器中心の室内楽は聴いていて落ち着きます。
民謡のCDはいいかも。
日本人のルーツを民謡で探るのもおもしろいかもしれません

No title

 おはようございます。
 ダイソーは自分も家庭用品や文房具を求めによく利用していますが、以前はCDなども扱っていたのですね、知りませんでした。^^; だいたい自分が立ち寄る階は固定になってしまっているので、今度は他の階にも寄って、どんなものあるのか眺めてみようかと思います。
 なんか面白いものあるかしら ^^

No title

└|∵|┐高忠┌|∵|┘さんおはようございます。
流石に¥100ではなかったものの、以前はダイソーで映画のDVDとかAV!まで売っていました。元々著作権の怪しい物ばかりだったので、何処かから抗議が来たので扱うのを止めたのかな?と思います。
仰る通り、¥100ショップというのは商品の新陳代謝が早いようですね。何年も行ってなかった私は完全に浦島太郎状態でした。

No title

くるたんパパさんおはようございます。
クラシック関連の仕事というのは、ある意味羨ましい環境かと思えるのですが、あまり興味が無ければ苦痛でしかないでしょうね。
ダイソーにあったCDは、気づきませんでしたが、ジャスやロック、演歌なんかもあったとのこと。ちょっと車の中なんかで、音楽でも聴いてみようかという時には便利だったのですが…。

No title

おはようございます。
意外や意外、百均のCD侮るなかれなんですねぇ。クラシックと言えば、初恋の人が好きだったけな。小学校の頃、ピアノを習っている友が、ラフマニノフの曲を練習してたのを覚えています。ピアノに限らず楽器が弾けたらいいだろうなぁと思います。って、話が逸れちゃいました。
次回百均に行った時は、覗いてみます、CDコーナー。

No title

kouさんおはようございます。
いつも使う物を置いている場所だけしか行かないと、¥100ショップの面白さが半減するような気がします。買う買わないは別にして、私は店の中をくまなく回って、こんな物があるのか…というのを知るのが好きですね。市内の店舗は平屋ですが、二階建ての店舗でも必ず二回まで上がって回ります。楽しいですよ。

No title

casa blancaさんおはようございます。
残念ながら、ダイソーでは現在、音楽CDを扱っていないとか。ネットのHMVでも、一枚当たり¥100程度に投げ売りされている状態なので、ダイソーがCDを出しても無意味な環境にあるのかも知れません。
ラフマニノフの曲はドラマや映画、CMでよく使われていますから、聴けば「ああ、あの曲か」とすぐに判ると思います。そのうち採り上げてみます。

No title

仙台から、おはようございます。
 へ~! 百均でCDも売っていたんですね。知らなかった。私の場合、百均にはほとんど行った事が無いので・・・
 これって、著作権の切れたやつのコピーというものですかね?
 CDを買うときは、生真面目にCDショップでした。今は、本棚も手狭になったので、新しいCDもとんと買っていません。当時これを知っていたら、たぶん、私の本棚は、もっとカオスになっていたと思います。

No title

あきあかねさんこんにちは。
少なくともダイソーでは現在売っていないようです。他の¥100ショップはどうか知りませんが。
フルトヴェングラーなどの戦前の録音は、既に著作権が無くなっていますが、問題なのは、それを元にしたCDをデジタルコピーして販売していたのではないか?ということなのです。これはあくまで憶測に過ぎませんが、そうだとするとこれは著作権法に反することになります。CDの取り扱いを止めた背景には、大手レコード会社が低価格でセット販売している現在、わざわざ危ない橋を渡ることもあるまいということでしょうか?

No title

音楽は好きなんですが、クラッシックは全く聞いてません。
つまりは、そのような品格の人間ではないということでしょう、僕の場合。

No title

MONTAさんおはようございます。
品格云々ではなく、たまたま私が子供の頃から聞いていたので慣れているだけだと思います。クラシックというとなんとなく高尚なイメージがありますが、能や歌舞伎なんかと同じで伝統芸能の一つに過ぎません。昔は貴族階級だけの愉しみだったのが、市民革命を経て大衆に広がり、誰でもが楽しめるようになりました。そこから音楽の色んなジャンルに派生していったわけです。ロックだって、元をただせばバッハにその源流があるわけですから、単に基本の音楽だと捉えて貰えれば良いのでは?
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